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某有名予想師のコラム:12月5日(日) 阪神11R 阪神ジュベナイルフィリーズ(GT)

12月5日(日) 阪神11R 阪神ジュベナイルフィリーズ(GT)

  ◎ 2枠3番  ラインクラフト
  ○ 8枠18番 キャントンガール
  ▲ 3枠6番  アンブロワーズ
  △ 3枠5番  ショウナンパントル
  × 8枠17番 ライラプス
  × 7枠15番 モンローブロント
  × 6枠12番 リヴァプール

GTシリーズもいよいよ半分をすぎた。ここまではそこそこのペースだが、最終、有馬記念に向けて、資金を稼いでおきたいところだ。
今年は、例年と違い、一頭抜けて、死角なしと思える馬がいる。
ダントツで売れるであろうラインクラフトだ。無理矢理死角を探せば、京都以外走ったことがない、ということ位しか思い浮かばない。
しかし前走、ハイレベルな一戦、ファンタジーステークスで2着に0.7秒差という圧勝劇を演じた。
道中も3、4番手でうまく折り合い、直線、ジョッキーが指示を出すと同時に、ジェットエンジンを積んでるかのような、異次元のスピードを披露した。
200m伸びた距離と、阪神の最後の坂もこの馬には心配無用だろう。
この一頭を除けば、例年通りの混戦が予想されるレースには違いない。
相手馬候補が多数おり、相手によっては高配当も望めそうな一戦だ。
対抗馬一番手にはチャントンガールを押す。父ストームブートは、米No.1種牡馬ストームキャットの産駒で、このチャントンガールもその豊かなスピードを受け継いでいる。
ただ、ダートしか走ったことがなく、芝では未知数だが、前走のスタート直後の芝では普通に走っていた。
なぜここまで人気がないのか分からないが、ダート馬だと決め付けるには早い。
体つき、走り方からも、芝がダメとは受け取れず、ここでも勝ち負けの扱い。
ラインクラフトと同じ、ファンタジーステークスの上位組とはまだ勝負付けが済んでおらず、十分狙いの立つ馬だ。
対抗2番手に、アンブロワーズ。今年ブレイクした、フレンチデピティの産駒だが、函館で2戦2勝、函館2歳ステークスの覇者だ
レースを見る限り、ただのスピード馬ではなく、並ばれてからの勝負根性もウリだろう。
4ヶ月の放牧明けのため、当日の馬体重には注意だが、デビュー戦だが素晴らしいレースを披露した一頭だけに、ここでも要注意。
次にショウナンパントル。今回出走するサンデーサイレンス産駒の中で唯一買いたいと思える馬がこの馬だ。
前走デイリー杯2歳ステークスで、ペールギュントの0.2差の5着に入っており、人気の一角ライラプスよりこちらの方に成長が見込め、買い目とした。
以下、ライラプス、モンローブロンド、リヴァープールといったファンタジーステークス上位組に印を打つことにする。
ただ、ファンタジーステークス上位組は、対ラインクラフトとしては、勝負付けが終わった感があり、あまりすすんで買おうとは思えない馬達になってしまった。
それよりは、カシマフラワー、エリモファイナルの方が、馬券的妙味も含め不気味な存在になってきた。




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Last Update : 2004年12月04日 2:1