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某有名予想師のコラム:3月6日(日) 中山11R 報知杯弥生賞(GU)

3月6日(日) 中山11R 報知杯弥生賞(GU)

  ◎ ディープインパクト
  ○ アドマイヤジャパン
  ▲ マイネルレコルト
  △ ニシノドコマデモ
  × キングストレイル


本番と同じ、中山の二千mで行われる同レースは、毎年ひとつのものさしになるレースとして、興味深く見ている。
皐月賞だけでなく、ダービーまで占って、買うよりも見るというレースだろう。
例年通り、いいメンバーが顔を揃え、この世代の実力を図るのにもってこいのレースになっている。
この中から将来、海外の大きなレース所をかつ馬が出てくることを願ってやまない次第だが、私の彼女が現在、カナダに留学している。
馬の世界でも、海外進出をはたしてほしい。
その一番手として、◎をつけた、ディープインパクト。
全く底が見えず、レースが終わるたびに感心させられる。
普通、この歳の馬たちは、なにかしら死角があり、不安な面があるものだが、現時点で、私の目には不安材料が全く見えない。
古馬との初対戦というのなら、何かしらのアラを探すことも可能であろうが、一度負けてもらうまで、弱い部分もわからない位、完璧ではないだろうか>
中段で折り合ってすすみ、直線でゴボウ抜きするという、王道のレースをこなし勝ってきているだけに、ここも楽に通過する。
対抗には、色々考えた挙句、アドマイヤジャパンにした。
本来はこの弥生賞より、馬場が悪くなっていそうな、本番皐月賞のほうが買う気になれるのだが、前走がなかなかシブイ競馬で、勝負根性のある馬というのが理由だ。
悩んだ相手は、▲のマイネルレコルト。
マイネル軍団悲願の、クラシック制覇に一番近いのがこの馬だろう。
ポカがなければ、一発のある馬とも言える。
完成度が高く、実績的にも、一、二だろう。
この馬もクラシック戦線上位の扱いで、目がはなせない。
△には、ニシノドコマデモ。
前走で、少し評価を落としたが、まだ見限るには早い。
ここでのレースぶり次第では、本番での評価も考えなければならない。
最後におさえで、キングストレイル。
爆発力という面では、いまいちだが、まだまだ伸びる素材という感じがする一頭。
とにかく馬が若い、というイメージが強く、どの程度の実力馬かのみ極めがつかない。
このテの馬は、気性が少し大人になるだけで、いきなり素質開花をすることが多いため、おさえない訳にはいかない一頭だろう。
全体的に、この時期の若駒は、一ヶ月でまるで別の馬のように成長する。
一戦、一戦、大人になり、力をつけてくる。
このレースで新たに、注目しなければいけない馬が出てくると、本番がもっと楽しくなる。
我々には頭の痛いところだが…。
  

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Last Update : 2005年03月05日 (土) 21:31